11月 11, 2023 16:28 Asia/Tokyo

パレスチナの情報筋が11日土曜朝、同国ガザ地区のシャファー病院への電力供給が完全に遮断され、負傷者や患者の命が深刻な危険にさらされていることを伝えました。

イルナー通信が11日、パレスチナ・メディアの話として報じたところによりますと、シャファー病院の電力が遮断された後、病院内にいた記者とも連絡がつかなくなっているほか、シオニスト政権イスラエル軍による攻撃は10日金曜夜から今朝まで続いているということです。

この報道によれば、病院周辺、北部ベイト・ラーヒヤー、中部ヌセイラート・キャンプを中心としたガザのさまざまな地域に最も激しい攻撃が行われており、民家一軒への攻撃だけで、少なくとも7人のパレスチナ人の殉教と数十人の負傷につながったケースもありました。

パレスチナ抵抗勢力は先月7日より、ガザからシオニスト政権イスラエルの拠点に対する奇襲作戦「アクサーの嵐」を開始しましたが、シオニスト政権は、同作戦に対する失敗の埋め合わせや報復のため、アメリカや大半の西側諸国の支援を受けながら、ガザ地区内の医療センターや住宅街への攻撃を始めました。

ガザでは、イスラエルによるこの犯罪行為により殉教したパレスチナ人の人数が、現時点で約1万1000人に達しています。

 


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