シリア外相、「イスラエルはガザへの犯罪で人道法に違反」
11月 14, 2023 17:53 Asia/Tokyo
シリアのファイサル・ミクダード外相が、「人種差別主義のシオニスト政権イスラエルは、パレスチナ・ガザ地区での犯罪続行によって、越えてはならない一線の全てを越え、さらに全ての国際協定や人道法に違反した」と述べました。
イルナー通信によりますと、ミクダード外相は、「人権の擁護者を自称し、『世界は国際法に基づいている』と主張する輩が、あらゆる口実を持ち出して恥じ入りもせず、イスラエル政権を支援している」と述べました。
続けて、「しかし世界の人々は、パレスチナ人の祖国帰還や父祖の土地での独立国家樹立の権利を支持している。また、最近イスラエル政権の犯罪の重大さに気づいた人々は、米国や西側による嘘や欺瞞を、これ以上認めないだろう」としました。
その上で、「今日の世界は、ヨーロッパが行ってきた植民地の歴史に反対し、さらに米国のイスラエル政権支援という犯罪的行為にも反対している。同政権は、西側諸国の支援を受けながら非論理的な口実を持ち出し、意図的に約1万2000人のパレスチナ人を殺害しているが、その犠牲者の半数以上は子どもたちで占められている。このような時こそ、世界の良心が目覚めなければならない」としました。