WHOが報告、「ガザ・シャファー病院の状況は衝撃的」
(last modified Sun, 19 Nov 2023 11:49:06 GMT )
11月 19, 2023 20:49 Asia/Tokyo

WHO世界保健機関は、パレスチナ・ガザ地区のアル・シャファー病院に専門家チームが到着した後、報告書の中でこの病院が衝撃的な状況にあると発表しました。

英スカイニュース・テレビが19日日曜、報じたところによりますと、WHOは18日土曜夜に発表した声明において「イスラエル軍がこの病院に避難していた2,500人の避難民に退避命令を出した後、当組織の派遣チームがこの病院の敷地内に入った」と発表しました。

WHOは専門家チームがアル・シャファー病院に入った後、ここを「死の地帯」だとし、この病院の入り口には集団墓地が存在すると報告しました。

この報告によりますと、この集団墓地には80人以上が埋葬されています。

伝えられるところでは、この病院に非難した難民やスタッフ・職員らはシオニスト政権イスラエル軍の攻撃の結果、現場から退避しました。しかし、イスラエル軍は彼らが立ち去る際に数人の男性の顔をスキャンし、これらの人々を連行しました。

WHOの報告によりますと、病院に残った患者には、非常に重篤な状態にある乳児32人が含まれており、他の2人の乳児は人工呼吸器もない状態で集中治療室に収容されていました。

ガザ地区にあるパレスチナ政府情報局は18日、「シオニスト政権による(過去43日間の)ガザ侵攻の結果、5,000人の子供と3,300人の女性を含む1万2,300人のパレスチナ人が殉教した」と発表しました。

この報告によりますと、過去43日間にわたるイスラエルのガザ侵攻による負傷者数は3万人に達し、そのほとんどを女性と子供が占めています。

 


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