イスラエルが、パレスチナ人捕虜の解放祝う動画撮影を禁止
11月 25, 2023 15:37 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルが、パレスチナ人捕虜の家族らが解放に際して祝賀会を開いたりその様子を動画に収めることを禁止すると発表しました。

カタール国営衛星通信アルジャジーラは、「イスラエル政権占領下の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにある、今回解放されたパレスチナ人捕虜の自宅は、シオニスト警察により包囲されている」と報じました。
また、「シオニスト警察がパレスチナ人による祝賀会やその動画撮影を禁じた目的は、(パレスチナの)勝利のメッセージが拡散されるのを阻むことにある」とも伝えています。
シオニスト系の新聞タイムズ・オブ・イスラエルも、「イスラエル警察が、パレスチナ・ヨルダン川西岸の刑務所付近に集まったパレスチナ人捕虜の家族らを襲撃し、彼らを解散させようと催涙ガスを噴射した」と報じました。
複数のメディアが報道したところによりますと、パレスチナ人捕虜はオフェル刑務所に集められており、そこから解放されて占領下のヨルダン川西岸や聖地にある各人の自宅に戻ることになっています。
パレスチナ捕虜問題局は24日金曜、声明を発表し、停戦合意に基づいてパレスチナ捕虜解放の第一弾となる39人の解放が行われると発表しました。
イスラエル占領政権は先週、パレスチナ人の抵抗に対する作戦の失敗を認め、抵抗勢力に降伏しました。
ガザ地区では、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスとイスラエル軍との間の戦闘開始から49日目となる24日朝、4日間の停戦が開始されました。
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