米メディア、「イスラエルと同盟国の間の緊張が激化」
1月 13, 2024 20:54 Asia/Tokyo
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は同国の政府関係者の話として、「パレスチナ・ガザに関するシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ現内閣閣僚らの発言により、同政権とその同盟国、特にアメリカとの間の緊張が激化している」と報じました。
カタール衛星テレビ局アルジャジーラが13日土曜、報じたところによりますと、アクシオスはこれ以前にも、ガザ地区に放火しその住民らをこの地区から追い出すというシオニスト政権の閣僚らの要求を取上げていました。
ネタニヤフ氏もこの数日、オランダ・ハーグにあるICJ国際司法裁判所でのシオニスト政権の犯罪を審理する初公判の実施に怒りを示し反発していました。
南アフリカは、ガザでの大量虐殺を理由としてICJ・国際司法裁判所にイスラエルを提訴し、この問題を審理する初公判は11日木曜に開始されています。
イスラエルは南アフリカによりICJに提訴されている中、引き続きガザ地区を陸や空から攻撃しました。
イスラエル軍の戦闘機は13日土曜未明にも、ハーンユヌスを含むガザ地区南部を爆撃しました。
パレスチナの各メディアによれば、イスラエル軍はパレスチナ人難民キャンプ「アル・ヌシラト」、「ブレイジ」、「マガジ」の周辺を含むガザ地区中部を空爆しました。
イスラエルは昨年10月7日以降、西側諸国の全面的な支援を得て、ヨルダン川西岸やガザ地区の防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民パレスチナ人の大量虐殺に手を染めています。
パレスチナの保健省の発表によりますと、シオニスト政権軍の対ガザ攻撃による殉教者の数は現時点までに2万3708人、負傷者は6万0005人に達しています。
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