イスラエルが、ガザで犯罪を続行
(last modified Sat, 02 Mar 2024 11:24:57 GMT )
3月 02, 2024 20:24 Asia/Tokyo
  • イスラエルが、ガザで犯罪を続行
    イスラエルが、ガザで犯罪を続行

パレスチナ・ガザ地区でシオニスト政権イスラエルの犯罪が続いていることで、国連人権報告者がこれらの犯罪に関して各国が沈黙していることを批判しました。

イスラエル軍の戦闘機と砲撃隊による対ガザ攻撃は依然として続いており、多数のパレスチナ人が殉教、負傷しています。

イスラエル軍はさらに、パレスチナ・ヨルダン川西岸地域も攻撃しました。

こうした中、イスラエル軍は29日木曜、新たな犯罪を引き起こし、ガザ市西部で人道支援物資を積んだトラックの到着を待っていた数千人のパレスチナ難民を砲撃しました。この攻撃では104人以上が殉教した他、760人が負傷しました。

イラン、国連事務総長、アラブ連盟事務局長、パキスタン、中国、サウジアラビア、UAEアラブ首長国連邦、キューバ、クウェートは、ガザ北部での民間人攻撃を非難しました。

イスラエルを支持する西欧当局でさえも、世論の圧力を受けてこの犯罪を非難しました。

キャメロン英外相、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長、ミシェル欧州理事会議長、セジュルネ仏外相らはこの恐ろしい犯罪に反応を示しました。

これに関して、国連人権報告者はパレスチナにてカタール国営衛星通信アルジャジーラのインタビューに対し、「先月29日の出来事に関するイスラエル当局の主張は虚偽であり、またこの事件に対し国連加盟国が沈黙していることは極めてショックだ」と語りました。

また、「ガザ地区の住民に対する唯一の支援提供方法は、この地区での戦争停止だ」と述べました。

イスラエル側は、数百人の殉教者と負傷者を出したこの大規模な虐殺を正当化しようと、パレスチナ人が1カ所に密集したなどと偽りの弁解を並べ立てています。

ガザ住民に対するイスラエルの大量虐殺開始から約5カ月が経過した現在、ガザ地区ではこれまでに3万人以上がこの強奪政権の犯罪により殉教しました。

 


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