イスラエルのテロ対象にされるパレスチナ抵抗運動指導者がテヘランで断言、「必ずイスラエルを負かす」
シオニスト政権イスラエルのテロ暗殺対象リストに挙がっているパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長が26日火曜、テヘラン市内のアーザーディー競技場にて約十万人のイラン市民を前に、パレスチナの国民および抵抗組織に対するイランの支援に感謝しながら、「パレスチナ国民は、イスラムとその聖典コーランの恩恵、そしてイランの支援によって、シオニスト政権イスラエルに対し勝利を収めるだろう」と語りました。
ナハレ事務局長はこの式典でさらに、聖コーランがイスラム教徒を団結させたとし、「パレスチナ人の心はイラン国民とともにある」と述べました。
テヘランにあるアーザーディー競技場では26日火曜、イスラム教の預言者ムハンマドの孫に当たるシーア派2代目イマーム・ハサンの生誕記念日に合わせて、十万人規模の大集会が行われましたが、ナハレ事務局長はその中で、聖コーランがイスラム教徒を団結させたとした上で、「パレスチナ人は、その心がイラン国民とともにある」と述べました。
一方、パレスチナ抵抗運動ハマスのイスマイル・ハニヤ事務局長も、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師との会談で、ガザ住民関連を初めとしたパレスチナ問題に対するイランの国民および政府の支援に謝意を示しました。
シオニスト政権イスラエルは2023年10月7日以来、西側諸国の全面的な支援を受け、パレスチナのガザ地区およびヨルダン川西岸において、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対する新たな大量虐殺に着手しました。
最新の報告によりますと、イスラエルの対ガザ攻撃により、これまでに3万2000人以上のパレスチナ人が殉教した他、7万4000人以上が負傷しました。