6月 18, 2024 19:54 Asia/Tokyo
  • 米シンクタンク、米スパイ網破壊に成功したイエメンにいら立ち
    米シンクタンク、米スパイ網破壊に成功したイエメンにいら立ち

アメリカのシンクタンク「民主主義防衛財団(FDD)」が、イエメンのシーア派組織アンサーロッラーによる同国内でのCIA・米中央情報局のスパイ因子の摘発に不快感を示し、逮捕されたスパイは国連職員であるとの主張を展開しました。

【ParsToday国際】FDDは報告書の中で、イエメンにおけるアメリカのスパイ網の破壊に反応を示しました。報告書は「アンサーロッラーのアブドゥル・ハキム・アル・ハイハーニー情報長官が、『このスパイ網は当初在イエメン米大使館外で活動していたが、2015年に同大使館が閉鎖された後、この諜報網は国際機関を隠れ蓑にし、さらには国連の措置という名目のもとに自らの破壊活動を続けた』と述べている」としています。

FDDの報告書は、アンサーロッラーが米スパイ要員を何人逮捕したのかは明らかにしていませんが、10人の供述について言及している動画を公開しました。

この研究所の専門家であるジョナサン・シャンツァ氏は、アンサロッラーに対する西側諸国の非難を繰り返し、この組織による厳しい統制が抵抗枢軸の強化を目的に行われていることを認めました。

注目すべきことは、このシンクタンクの報告書が、アンサーロッラーによる国連や他の国際機関のイエメン人職員約15名の逮捕から数日後に行われた6月10日の一連の逮捕を互いに関連付けていることです。

 

 


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