ヒズボッラー事務局長「西側諸国は分断を画策」
7月 18, 2024 18:37 Asia/Tokyo
レバノンの抵抗組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、「イスラエルは、今のガザやそれを支援する戦線の世代の手で消滅するだろう」と語りました。
【ParsToday西アジア】イスラエルは9カ月以上にわたりガザを攻撃していますが、「人質奪還」「ハマス壊滅」といった目的はいずれも達成できていません。こうした中、ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は16日夜の演説で、「イスラエルは、今のガザやそれを支援する戦線の世代の手で消滅するだろう。抵抗戦線の側に道が開ければ、彼らは必ずガザを支援するために行動する」と語りました。
ナスロッラー氏はその上で、「(昨年10月7日のハマスによる)アクサーの嵐作戦がもたらした成果のひとつは、レバノンやイラク、イエメンの各抵抗組織を連帯させたことだ。アメリカは長年にわたってこれらの組織を分断しようとしてきたが、それが失敗に終わったということだ」と述べました。
そして、「今後、こうした分断を復活させる工作が再び活発化すると思われる」としました。
ナスロッラー氏はまた、「(シオニスト政権イスラエルが成立した)1948年に起きたのは大きな不正だった。イスラエルは西側諸国の支援を得て、アラブ民族を差別している」と述べました。
そして、「イスラエルの専門家自身が、政権樹立から70~80年後に消滅が訪れると語っている。この政権が重大局面に陥っていることは、様々なデータが物語っている」としました。
ナスロッラー氏は、「神は、イスラエルががん細胞であり、それを消滅させなければならないと考える者に、その処罰の機会を与える」としました。
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