イスラエルへのイエメン・ミサイル攻撃への反応続く
9月 17, 2024 20:06 Asia/Tokyo
イエメンがイスラエル占領地のテルアビブを弾道ミサイルで攻撃したことについて、アナリストや識者はなおも反応を見せ続け、この驚くべき状況についてこぞって語っています。
【ParsToday西アジア】15日日曜未明にイエメンがイスラエル占領地に向け発射した長距離弾道ミサイルは、同政権やアメリカの防衛システムにも迎撃されず、イスラエルの主要空港であるベングリオン空港近くに着弾し、恐怖におののいたイスラエル人が避難所へと詰めかける事態となりました。
ヘブライ語筋は、イエメン軍のミサイルが複数のアラブ諸国の領空を通過した上でイスラエル政権の防衛システムを突破し、迎撃されることなくテルアビブへの着弾を許したことを認めました。
イエメン政府のハシム・シャラフッディーン広報大臣はこの攻撃について、「我々は、イスラエル政権に安全がないことを強調するために同政権の中心部を狙った」と述べています。
一方、イスラエル政権のネタニヤフ首相は、攻撃を行った者たちに「重い代償」を背負わせると主張しています。
今回のイエメン軍のミサイル攻撃では、人的被害はなかったもののイスラエル占領地の中心部が標的とされました。
アナリストや識者らはこの攻撃を、ミサイルが迎撃されずにテルアビブに到達したことから、イスラエル政権にとっての重大な戦略的敗北と受け止めています。