レバノンとイラクの抵抗組織が、イスラエル・ゴラニ旅団のレーダー拠点・基地を攻撃
9月 23, 2024 20:15 Asia/Tokyo
レバノンとイラクの抵抗組織が、シオニスト政権イスラエルのゴラニ旅団の基地およびレーダー拠点を攻撃しました。
カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーは23日月曜、声明を発表し、「ガザ地区のパレスチナ国民を支援するため、抵抗の戦士らがイスラエル占領地北部にあるシオニスト占領軍のアル・バグダディ基地をミサイルで攻撃した」としました。
ヒズボッラーは、この基地に向けて発射されたミサイルが正確に標的に命中したと強調しています。
この声明はまた、ヒズボッラーによるその他の作戦として、「マアヤン・バルーフ」基地へのミサイル攻撃、イスラエル政権が占領するレバノン南部シャブアにあるレーダー拠点への攻撃、「ジャル・アル・アラム」基地におけるイスラエル軍兵士の監視・攻撃、 「アル・マラジ」基地の戦車・メルカワの破壊を挙げました。
一方、イラクのイスラム抵抗組織も23日月曜朝、無人機を使ってイスラエル政権占領地内の「グラニ旅団」基地を攻撃したと発表しました。
ヘブライ語筋はこの無人機について、イスラエル政権占領地の「ビサン」地域に侵入した後にシオニスト軍の防衛システムが捕捉したものの、撃墜できなかったことを認めました。
イスラエル当局はこれまでのところ、これらの攻撃による死傷者や被害の可能性について一切情報を公開していません。
昨年10月7日にイスラエルがガザ攻撃を開始したことを受け、レバノン、イラク、イエメンの抵抗組織はガザ住民への圧力を軽減すべく、パレスチナ領内にあるイスラエル政権の標的に対し、連日大規模な作戦を実施しています。