アフリカ平和団体が、BRICSにイスラエルの犯罪阻止を要請

アフリカの平和団体「ピース・プロ」が、ガザにおけるイスラエルの犯罪に対処できるのはBRICSだけだとし、同グループの加盟国に断固たる姿勢をとるよう求めました。

【ParsToday国際】この団体は28日発表した声明においてBRICS加盟国に対し、迅速な行動およびガザ戦争に対する立場を明確にするよう求めました。アフリカのニュースサイト「ブループリント」によれば、同声明は、各国際機関がガザにおける民間人支援と国際法の施行をきちんと履行できていないと強調しました。

ピース・プロのアブドゥルラザク・ハムザト事務局長は、ナイジェリアで発表されたこの声明の中で、BRICSに対しシオニスト政権イスラエルの占領地での同政権の行動に対する責任を問うよう求めました。

また、国連総会決議が無視されていること、国連安保理の無関心、国際刑事裁判所が断固たる行動に出ていないことに対して遺憾の意を表明し、「国際機関は国際法の履行を支援できていない」と強調しました。

さらに、「現状では、倫理的権威と行動能力を備えた国際機関は残っていない。BRICSはこの問題を受け入れるべきであり、さもなければ正義と平和の確立が世界的に敗北することになるだろう」と警告しました。

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