ニュース｜イラン外相：「スナップバックも失敗する」／ シオニスト関係者のアイルランド入国禁止へ

イランのアラーグチー外相が、「わが国に対する軍事攻撃が失敗したように、対イラン制裁復活を可能にする仕組み・スナップバック発動も失敗するだろう」と語りました。

国連安全保障理事会は26日金曜、既に解除されていた対イラン制裁の再発動を阻止するためにロシアと中国が提案した決議案を審議し、採決を行いました。安保理決議2231号を6か月間（2026年4月18日まで）延長するというこの決議案は、米国と欧州諸国の妨害により必要な票数を獲得できず、賛成4票（中国、ロシア、パキスタン、アルジェリア）、反対9票（フランス、英国、米国、シエラレオネ、スロベニア、デンマーク、パナマ、ソマリア、ギリシャ）、棄権2票（ガイアナ、韓国）という結果に終わりました。

【ParsTodayイラン国際】アラーグチー外相はこの行動に反応し、「非論理的な圧力が法に取って代わるようなことになれば、我々は結論を出せない。イランは決して圧力に屈することなく、相手方に常に敬意を持って対応する」と述べています。

また「スナップバックも失敗するだろう」と強調し、「わが国に対する制裁の復活を可能にするスナップバックのは違法であり、この問題はイラン国民、特に自衛の意志に何ら影響を与えない」とコメントしました。

イランで原子力発電所４か所を新設へ

イラン南部ホルモズガーン州スィーリークに、250億ドル相当の最新鋭第三世代原子力発電所4基を建設する執行協定が、イラン・ホルモズ社および、ロシア国営原子力企業ロスアトム・プロジェクト社の間で締結されました。この締結式典は、ロシア首都モスクワで開催された世界原子力週間の一環として開催されたアトム2025展のイラン・パビリオンで行われています。

コロンビア大統領：「パレスチナ防衛のため戦場へ赴く覚悟あり」

コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は、米ニューヨークのタイムズスクエアで行われたパレスチナ支持者らの集会で、パレスチナを守るための「世界救世軍」への参加を希望する軍事経験者の登録を開始すると発表しました。同大統領はまた、自身もパレスチナを守るため戦場へ赴く覚悟があると強調しています。

バーレーン外相：「国連の構造改革が必要」

バーレーンのザヤーニ外相は声明の中で、「世界の平和と共存を強化するためには国連の構造改革が必要だ」と強調しました。また、ガザ地区における完全かつ包括的な停戦、捕虜の釈放、援助の搬入、そして同地区の復興を求めています。

英で伝統政党の人気低下

市場調査会社ユーガブ（YouGov）の世論調査によりますと、ナイジェル・ファラージ率いる英右派政党「リフォームUK」が前例のない躍進を遂げ、議会で最大勢力に躍り出ようとしており、英国の政治情勢に前例のない変革を引き起こしています。1万3000人以上を対象としたYouGovの世論調査では、もし明日28日に総選挙が行われた場合、この右派改革党は下院650議席のうち311議席を獲得すると見られています。この数字は絶対多数にはわずかに15議席足りないものの、実質的にはファラージ氏が議会最大政党の党首、そして首相就任する道を開くことになります。右派改革党の現状と比較して306議席の躍進は、近代英国史において前例のない数字とされています。

国連、ガザにおけるイスラエル軍事作戦の激化を警告

ステファン・ドゥジャリク国連事務総長報道官は、ガザ市におけるイスラエル軍の軍事作戦の激化を警告しました。ドゥジャリック報道官はまた「ガザ住民の南部への退避・避難は続いているものの、市内の数万人が依然として人道支援を必要としている」とし、「このような攻撃は全く容認できず、直ちに停止されるべきだ」と強調しています。

ウクライナ大統領が辞任の意向を表明

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ロシアとの戦争が終結すれば辞任する用意があり、大統領選に出馬しないだろう」と主張しました。

アイルランド、シオニスト関係者を入国禁止へ

アイルランドのマイケル・マーティン首相は第80回国連総会での演説で、「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が毎晩どのように熟睡しているのか分からない」とし、「アイルランドとして、ガザの惨状を悪化させたイスラエル閣僚の入国阻止に向けた措置を講じる」語りました。

スーダン南西部で23人の女性と子どもが栄養失調で死亡

東アフリカ・スーダンの医師会は26日金曜の声明で、同国北ダルフール州エル・ファーシルで栄養失調により死亡した女性と子どもの数が23人に上ったことを明らかにしました。またこの声明では、栄養失調で死亡した女性のうち5人は妊婦だったとされています。

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