イラン最高指導者の見解|「わが国は強くなるべき。強くなれば敵は失望し、その陰謀は新芽の時点で摘み取られる」
https://parstoday.ir/ja/news/iran-i129604-イラン最高指導者の見解_わが国は強くなるべき_強くなれば敵は失望し_その陰謀は新芽の時点で摘み取られる
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が「イランは強くならなければならない。強くなれば敵は失望し、その陰謀は新芽の時点で摘み取られるだろう」と強調しました。
(last modified 2025-09-29T08:34:33+00:00 )
9月 27, 2025 16:17 Asia/Tokyo
  • イラン・イスラム革命最高指導者アリー・ハーメネイー師
    イラン・イスラム革命最高指導者アリー・ハーメネイー師

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が「イランは強くならなければならない。強くなれば敵は失望し、その陰謀は新芽の時点で摘み取られるだろう」と強調しました。

【ParsTodayイラン】イラン最高指導者の情報サイトKHAMENEI.IRによりますと、ハーメネイー師はイラン北西部の東アーゼルバーイジャーン州の人々との会合の際の演説で「私は、イランは強くならなければならないと繰り返し述べてきた。強くなれば敵は失望し、敵の陰謀は芽のうちに摘み取られ、未遂に終わるだろう。これが強くなることの結果である」と述べています。
 

「自らにある偽りの力ではなく、真の力を強化すべき」

ハーメネイー師は、イスラムの預言者ムハンマドとシーア派6代目イマーム・サーデグの生誕記念日に行われたテレビ演説においてさらに「彼らが我々に敵意を抱くのは、我々が彼らによる圧制的な支配・覇権を認めていないからでもある。つまり、我々が彼らに服従せず、彼らの地域政策を受け入れず、彼らのパレスチナ政策を拒否し、彼らの圧制的な政策を受け入れなかったからである。彼らは我々に敵対しており、この敵対は今なお続いている。この敵意をなくす唯一の方法は、我々が彼らを失望させることである。つまり、イランの国民と政府、そしてイスラム共和制は、相手が我々に大打撃を与えることを諦めるところまで事態を進展させる必要がある。我々は強くならねばならない。これらの権力手段を、我々自身の中の虚無の力ではなく、真の力として強化せねばならない。国民が強くなり、国が強くなれば、敵は失望するだろう」と語りました。
 

「あらゆる覇権主義に対し、力強く毅然とした態度で立ち向かうべき」

その一方でハーメネイー師は、第12代イラン・イスラム共和国大統領令発布式典において、「あらゆる覇権主義に対し、毅然とした態度と力強い態度で立ち向かってもらいたい。その覇権主義が誰になろうと、今日最も侵略的で破廉恥なのはアメリカ合衆国の政権である。彼らに対し、力強く毅然とした態度で立ち向かってほしい。国家権力の支援と国民の協力があれば、彼らの策略を阻止、撃退できる」と述べました。

さらに「国際活動の経験から、圧政的な勢力に屈服する代償は、それに抵抗する代償よりもはるかに大きいことが分かっている。圧政的な勢力の威圧に屈服すれば国民や国家は貧困化し、文字通り進歩の道を閉ざし、人間的価値観から乖離させられ、大きな代償を強いられることになる」としています。

ハーメネイー師は最後に「我々は神の恩寵と神の力により支配的な覇権主義体制に屈服、降伏せず、また彼らの要求に決して妥協しなかった。我々は今や過去よりも有能かつ強力化しており、我々の能力は過去よりもはるかに増大している」と結びました。
 

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram Twitter