10月 02, 2024 12:31 Asia/Tokyo
  • 懸念されるイスラエルのレバノン都市部攻撃による影響
    懸念されるイスラエルのレバノン都市部攻撃による影響

シオニスト政権イスラエルのレバノン攻撃により、同国国民の7万人が国外に退避したほか、民間人100万人が住居を追われ難民となっています。

パールストゥデイによりますと、イスラエル政権によるレバノン攻撃は、同国のイスラム抵抗組織ヒズボッラ―がパレスチナの人々を支援する中で始まりました。 レバノン南部地域を標的にしたこの攻撃の開始前には、同国でイスラエル政権が直接指揮する通信機器爆破テロ事件が2件発生し、数千人のレバノン人が殉教・負傷していました。

このテロ事件の後には、レバノン首都ベイルート南部近郊ダヒヤの複数の建物が80トンを超える爆弾で激しく攻撃され、ヒズボッラ―のセイエド・ハサン・ナスロッラー事務局長およびメンバー数人が殉教しました。

カタール衛星通信アルジャジーラによりますと、イスラエル政権による大規模で残忍なレバノン攻撃は、甚大な損害と多くの死傷者を生み出しています。しかし、この多くの血が流されている紛争の影響は、これだけにとどまりません。

UNHCR国連難民高等弁務官事務所はSNSの「X」に、「イスラエルの攻撃による民間人への影響は、非常に深刻な状況だ」と投稿しました。イスラエル政権の攻撃や戦争を懸念し国外に避難したレバノン人は、現在7万人以上にのぼっています。

レバノンのナジブ・ミカティ首相は、イスラエル政権の攻撃により、現在国内で100万人い民間人が住居を追われ難民となっていると発表しています。難民の多くは、レバノン政府が難民の滞在先を用意できていないことから、知人の家に身を寄せたり、路上にテントを張って過ごすことを余儀なくされています。

この状況を受け、WFP世界食糧計画はレバノンで難民に食料を提供する活動を拡大すると発表し、一部のイスラム諸国もレバノンに人道支援物資を送ることを発表しました。

 

 


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