Pars Today

レバノン保健省が、同国に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃によりこれまでに2000人以上のレバノン人が殉教したことを明らかにしました。

イスラエル政権は先月23日から新たな対レバノン攻撃を開始し、それは現在も続けられています。パールストゥデイによりますと、レバノン保健省は声明で「イスラエル政権の大規模な対レバノン攻撃が開始されてよりこれまでに、子ども127人、女性261人を含む合計2023人の民間人が殉教し、9526人が負傷した」と発表しています。

レバノンでは現在、イスラエル政権による攻撃の拡大のために避難を強いられた民間人が120万人以上となり、避難場所や、飲料水、食料、衣類といった生活必需品、医療設備などを必要としています。

イスラエル政権はレバノンへの最新の犯罪として、軍戦闘機で現地時間の５日土曜早朝に同国南部のシャヒード・サッラーフ・ガンドゥール病院を爆撃しました。これにより、医療スタッフ９名が負傷し、そのほとんどが重体となっています。

一方、国連レバノン代表部は、イスラエル政権の対レバノン攻撃及び国連決議への違反を理由に、国連安保理事会とグテーレス国連事務総長へ抗議の文書を提出しました。

この申立書では、「イスラエル政権はレバノン南部国境沿いに軍隊、戦車、装甲車両を配備し、民間人、支援関係者、ジャーナリストを意図的に標的とし攻撃している」と説明されています。

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