ガザ・レバノンに抵抗組織がいなければ、イスラエルはどこまでアラブ諸国を占領するか?
10月 13, 2024 15:57 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルの政治家は先日、同政権の支配域が「レバノンからサウジアラビア」までであるべきと主張しましたが、その前には抵抗組織という障害が立ちはだかっています。
パールストゥデイによりますと、イスラエル政権の作家・政治家であるアヴィ・リプキン氏は先日、多くのシオニストが称賛している、旧約聖書に基づき同政権の支配域を拡大すべきとする「大イスラエル主義」について、その範囲が「レバノンからサウジアラビア」までであるべきと主張しました。同氏はそれを、「地中海からユーフラテス川」までの「大砂漠」という言葉で表現しました。
また、イスラエル政権のジャーナリストのオデッド・イノン氏は、西アジア地域に対する同政権の計画について、シオニズム創始者であるテオドール・ヘルツルの理想に基づき、レバノン、シリア、ヨルダン、イラク、エジプト、サウジアラビアといった地域を併合していくべきだとしました。
イスラエル政権は、戦争省文書の諸分析において、自政権がガザのハマスやレバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラ―といった組織の抵抗を受けた後でも、レバノン、エジプト、シリア、ヨルダン、サウジアラビアの政府を容易に掌握でき、どの抵抗組織もその前には立ちはだかれないだろうとしています。
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