イラク政治家「イランはイスラム世界の最前線」
9月 06, 2025 19:23 Asia/Tokyo
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ホメイニー師の孫・セイエドハサン・ホメイニー氏(右)と会談するイラク政治団体「国民の知恵」のアマール・ハキーム代表(左)
イラクの政治団体「国民の知恵」のアマール・ハキーム代表が、6月のイラン・イスラエル戦争について「イスラエルはこの戦争で敗北したことで、イランに混乱をもたらすことを画策している」と述べました。
【ParsToday西アジア】アマール・ハキーム氏は6日、テヘラン南部にあるイマーム・ホメイニー師の霊廟を訪れた後、同師の孫であるセイエドハサン・ホメイニー氏と会談しました。
ハキーム氏はこの中で、6月のイラン・イスラエル戦争について「シーア派とスンニ派双方のムスリムがイランを支持し、共に戦った。ムスリムたちは、イスラエルに対して防衛し、戦う国を支持している」と述べました。
ハキーム氏はさらに、「12日間の戦争はイランにおける団結を促進し、世界のイスラム社会に対しては、イランに関する古い宗派的な偏見を払拭した」と付け加えました。
また、「イランはすぐにイスラエルの攻撃から立ち直ったが、イスラエルはイランからの攻撃によって大きな打撃を被り、イランのミサイル力に驚愕した」「イスラエルはこの戦争で敗北したことで、イランに混乱をもたらすことを画策している」と強調しました。
ハキーム氏はイランを「イスラム世界の最前線の砦」とし、「地域の国々は現在、イランがイスラエルと戦う中で弱体化すれば、地域全体が損失を受けると真剣に考えている」と語りました。
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