パレスチナ抵抗軍の委員会:「イスラエル刑務所でのパレスチナ人女性弾圧は公然たる人権侵害」
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イスラエルの刑務所に収監中のパレスチナ人女性
パレスチナ抵抗軍の複数の委員会が、シオニスト政権イスラエルのダモン刑務所におけるパレスチナ人女性への組織的な弾圧を非難し、「これらの行為は明らかな人権侵害であり、捕虜を侮辱し虐げるというシオニスト政権の組織的政策の表れである」と表明しました。
【ParsToday西アジア】パレスチナ抵抗軍の複数の委員会は声明を発表し、「ダモン刑務所に収監中のパレスチナ人女性捕虜に対するイスラエル刑務所機構による犯罪および弾圧的措置は、これらの捕虜を侮辱し虐げ、露骨に人権を侵害するための、計画的かつ組織的な政策の実行を反映している」としました。またこの声明は「イスラエル刑務所機構が女性捕虜の就寝・睡眠を妨害し、冬服を供与しないことで、彼女らの人道および生活条件を意図的に悪化させ、彼女たちの苦痛と惨状をさらに助長している」と強調しています。
これらの委員会はまた、イスラエル占領政権のイタマル・ベングヴィル内務・治安相の決定と直接的な支持により行われている政権の行動を、シオニスト政権のファシズム的側面の顕現だとしました。この声明はさらに「パレスチナ人女性捕虜が直面しているのは、捕虜の権利や人間的価値観、そして被拘禁者の尊厳と権利尊重の必要性を強調するあらゆる国際法と条約への明白な侵害である」としています。加えてこれらの委員会は「捕虜問題に関する国際社会と国際機関の沈黙を従来通り、人間的価値観の崩壊の兆候と見なすとともに、これらの犯罪への間接的な共謀に等しいと考えている」としました。
そしてすべての国際機関や人権機関、人道支援機関に対し、これらの行為の停止および、パレスチナ人捕虜の支援、並びにこれらの犯罪の加害者の訴追に向けた、即時かつ実践的な行動をとるよう求めました。これらの委員会は声明の最後に国家的責任を強調するとともに、占領地全域のパレスチナ人に対し、パレスチナ人捕虜の男女を支援する抗議の声を上げ、これらの犯罪の続行と国際的な沈黙に対し抗議するよう呼びかけています。
これに先立ち、パレスチナ人捕虜情報局は報告書の中で、イスラエル軍が2025年に200人以上のパレスチナ人成人女性と未成年女子を逮捕したと発表していました。同局はさらに「現在49人のパレスチナ人女性がイスラエルの刑務所に拘留されており、そのうち約3分の1が正式に起訴されないまま事務的に拘留されている」としています。
パレスチナ人捕虜情報局は続けて「シオニスト占領者の標的政策となっているのは女性の拘留であり、その目的は家族、親族、親戚への心理的圧力をかけることにある」と強調しました。また、一部の女性が人間の盾として利用されていることにも言及しています。同局は最後に、ダモン刑務所における女性捕虜の拘留状況について、満足な食事を与えないこと、医療上の怠慢、侮辱的な取り調べ、弾圧、プライバシーの侵害など、広範な人権侵害が行われていると報告しました。

