シリア北部で、ベルギー戦闘機の爆撃により、シリア人6人が死亡
10月 19, 2016 19:28 Asia/Tokyo
シリア北部で、ベルギー軍の戦闘機2機の爆撃により、シリア人6人が死亡、4人が負傷しました。
イルナー通信によりますと、ロシア外務省のザハロワ報道官は、19日水曜、フェイスブックで、アメリカに対し、アメリカ有志連合の戦闘機によるシリア住宅地への爆撃について、説明を求めました。
ザハロワ報道官は、アメリカ有志連合の新たな攻撃を非難するとともに、「ロシアはアメリカに対し、シリア・アレッポ郊外の村に対する最近の爆撃について説明するよう求める」と語りました。
さらに、「ロシアの監視センターに記録された情報によれば、17日月曜夜のシリアに対する空爆では住宅地が標的にされ、民間人が死亡した」としました。
また、「この爆撃があった際、ロシアとシリアの戦闘機はこの地域の上空にはおらず、飛行情報は、ベルギーのF16戦闘機2機が飛行していたことを示している」と語りました。
最近のアレッポに対する攻撃は、シリアの兵士や民間人に対するアメリカ有志連合の爆撃機による攻撃の一環として行われています。
9月18日にも、デリゾールの基地に対して同様の攻撃が行われ、この中で、テロ組織ISISと戦っていたシリア軍兵士100人が死亡した他、多数が負傷しました。
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