国連シリア特使、「シリアに関する協議は継続すべき」

国連のデミストゥラ・シリア特使が、シリアに関する最近のスイスでの協議は効果的なものだったが、途上であるとし、これに関する新たな協議の開催に期待感を表しました。

イルナー通信によりますと、デミストゥラ特使は20日木曜、スイスのジュネーブで記者会見し、「ローザンヌでのシリア支援国際グループの加盟国による先週の協議は効果的なものだったが、この協議を実らせ、シリア問題の終結に向けた包括的解決策を手にするためには、これらの協議の継続が必要だ」と述べました。

また、協議継続の合意と決定は、ローザンヌの会議の肯定的な結果の一つだとし、将来ヌスラ戦線といった過激派のアレッポ撤退に関する話し合いが開かれるだろう、としました。

さらに、停戦を巡る合意に満足を表し、この合意はアレッポ東部で封鎖されている患者や負傷者の危機的状況を調査するための国連の要請に応えるものだとしました。