ユニセフが、シリアの子どもの教育事情を懸念
10月 22, 2016 20:37 Asia/Tokyo
ユニセフ・国連児童基金が、シリアで170万人の子どもが教育を受けられない状態にあることについて懸念を示しました。
イルナー通信によりますと、ユニセフのクリストフ・ボウリエラック報道官は21日金曜、国連ジュネーブ事務所で記者会見し、「シリアでは、170万人以上の子どもたちが、新学期に学校に行けず、授業を受けられない状態にある」と語っています。
また、「シリアでは、さらにおよそ130万人の子どもたちが学業を断念しなければならない危険にさらされている」と述べました。
さらに、「2011年3月中旬にシリア危機が始まって以来、シリア各地の学校に対する4000回もの攻撃が行われてきたが、この2週間に行われた学校を標的とする攻撃で、少なくとも9人の児童が死亡した」と強調しています。
シリアでは、ISISをはじめとする複数のテロ組織が一般市民を殺害しているほか、教育・保健衛生関係のインフラやそのほかのサービス施設を破壊しています。
また、別の報道によりますと、国連はシリアにおける国連救援隊への攻撃に関する調査のため、調査委員会を結成しました。
今年の9月19日、シリア北部アレッポ西部近郊で、シリアの赤十字社と国連による合同の人道支援隊が攻撃され、シリアの赤十字社の責任者を含む、少なくとも18名が死亡しました。
アメリカは、この攻撃の責任はロシアにあるとしていますが、ロシアはこれを否定しています。
情報筋によりますと、国連の人道支援隊に対する今回の攻撃は、地域の一部のアラブ諸国や西側諸国の支援を受けたテロリストによるものだとされています。
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