アメリカ連合軍が、モスルの橋を破壊

アメリカが主導する連合軍の戦闘機が、イラクのモスルを攻撃し、チグリス川にかかっていた唯一の橋を破壊しました。

プレスＴＶによりますと、モスルの住民は28日水曜、「モスルの東西を結んでいた最後の橋が、アメリカが主導する連合軍の戦闘機の空爆で破壊された」と語りました。

モスルの住民の一人は、「この空爆は橋を真っ二つにし、もはやそれを使用することはできない」と述べました。

チグリス川の複数の橋の破壊により、人々はＩＳＩＳ占領地域から逃げ出すために、ボートを使用するしかなくなっています。

アメリカが主導する連合軍は、橋の破壊を認めました。

モスルの学校の生徒の殺害、また女性15人が死亡、50人が負傷したキルクークの葬儀への攻撃は、アメリカ連合軍によって行われたものですが、国連はこれに沈黙しています。

アメリカが率いる対ＩＳＩＳ連合はテロ対策を口実に、2014年9月からシリアとイラクでの空爆を開始しています。