サウジアラビア東部への政府軍の攻撃で、3名が死亡
7月 15, 2017 18:21 Asia/Tokyo
サウジアラビア東部のカティフ州のアワミヤに対する政府軍の攻撃で、3名が死亡、ほか数名が負傷しました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、サウジアラビアの情報筋は15日土曜未明、「アワミヤ各地の住民に対する政府軍の直接的な銃撃により、3名が死亡した」と表明しました。
サウジアラビア軍は、今年の5月10日から同国東部の州のアワミヤを攻撃しています。
サウジアラビア軍が東部の各地を攻撃している理由は、これらの地域の拡張と建物の耐久性の強化と発表されています。
こうした中、アワミヤ地区への政府軍の攻撃は、サウジアラビア政府がこの地域の人口構造や都市構造を変化させようとしていることの表れだとされています。
シーア派教徒が居住するアワミヤ地区では、6年前からサウジアラビアでの政治改革や、大規模な差別の撤廃を求める平和的な抗議デモが行われています。