サウジアラビア外相が、新たに反イラン発言
9月 21, 2017 17:17 Asia/Tokyo
サウジアラビアのジュベイル外務大臣が、「イランに反対する国際的な見解の一致が存在する」と語りました。
ファールス通信によりますと、ジュベイル外相は20日水曜、アメリカ・ニューヨークでアメリカのトランプ大統領と、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相と同様の立場をとり、地域におけるテロとの戦いの中心であるイランを、テロを支援していると非難しました。
こうした中、イエメンは2年以上前から、アメリカとシオニスト政権の全面的な支援を受けたサウジアラビアの攻撃を受けています。
この攻撃では、女性と子供をはじめとする1万2000人以上のイエメンの民間人が死亡したほか、数百万人が難民となっています。
ジュベイル外相はまた、イランの核合意遵守を認めるIAEA国際原子力機関や、国連安保理をはじめとする国際機関の報告には注目せず、イランが核合意に違反しているとしています。
ネタニヤフ首相とトランプ大統領も19日火曜、核合意の破棄を要請しました。
国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランによる核合意は、昨年1月から実施されていますが、アメリカは6カ国側の一員でありながら、常にこの合意に違反しています。
トランプ大統領は常に、核合意の6カ国側の立場に反し、核合意を悪い合意と呼び、これを破棄しようとしています。
また、シオニスト政権とサウジアラビアもトランプ大統領を支持していますが、国際社会はトランプ大統領のこの敵対的な立場に反対しています。
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