アルジェリア政府が、原油への依存からの脱却を計画
12月 13, 2017 22:16 Asia/Tokyo
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アルジェリア
アルジェリア政府が、石油収入への依存を減らすため、非石油製品の輸出の増加を計画しています。
イルナー通信によりますと、アルジェリアは13日火曜、同国北西部にある港からガンビアに向けて、初めてセメントを輸出しました。
アルジェリアのセメントの輸出は、今年の10月までは国内需要を理由に禁止されていましたが、今回石油収入の減収を補填するため、解禁されました。
アルジェリア財務省は、「2014年におけるわが国の石油収入は600億ドルだったが、2016年には原油の大幅な値下がりにより、270億ドルにまで落ち込んだ」と表明しています。

アルジェリアはOPEC石油輸出国機構に加盟しており、同国の輸出の95%以上は石油とその関連製品で占められています。
アルジェリアの年間予算のおよそ60%は、原油の輸出によるものです。
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