「怒りの金曜日」デモでパレスチナ人4人が殉教
12月 16, 2017 18:26 Asia/Tokyo
シオニスト政権軍が、パレスチナのヨルダン川西岸とガザ地区で行われた「怒りの日」の抗議デモを攻撃し、パレスチナ人の若者4人が殉教しました。
パレスチナの人々は、15日金曜、ヨルダン川西岸とガザ地区、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムで抗議デモを行い、2週連続で、ベイトルモガッダスをシオニスト政権の首都としたトランプ大統領の行動を非難しました。
シオニスト政権軍の大規模な弾圧を受けたこの抗議で、パレスチナ人4人が殉教し、少なくとも367人が負傷しました。シオニスト政権の警察は、多くの抗議デモの参加者を拘束しました。
また、パレスチナ人の抗議者数十名も、シオニスト政権軍が有毒ガスのようなものを使用したことで、呼吸困難に陥っています。
パレスチナ保健省は、パレスチナ人の抗議者に使われた、この催涙ガスの成分についての調査を求めています。
ガザ地区のパレスチナ保健省の報道官はまた、「この有毒ガスにより、ガザ地区南部のラファ東部の抗議者は、心拍数の上昇、嘔吐、咳などの症状が出ている」としました。
この報告によりますと、先週のトランプ大統領のベイトルモガッダスに関する決定からこれまで、2000人以上のパレスチナ人が負傷しているということです。