アメリカとイスラエル、国連安保理で孤立
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アメリカの孤立
国連安全保障理事会で、ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権イスラエルの首都に認定したアメリカのトランプ大統領の決定に対し、14カ国が反対の立場をとりました。
フランス通信によりますと、18日月曜夜、ベイトルモガッダスに関するエジプトの決議案に対し、理事国14カ国が賛成票を投じた中、アメリカはこの決議案に拒否権を行使しました。
エジプトの国連大使は、18日の会合で、「すべての国は、ベイトルモガッダスに関する決議に従うべきだ」と強調しました。
フランスの国連大使も、アメリカが拒否権を行使したことに遺憾の意を示し、「トランプ大統領の行動は、安保理が平和のために締結した合意への違反だ」と語りました。
ロシアの国連大使は、「アメリカの最近の決定が大規模な抗議に直面することは容易に分かる」と述べました。
イギリスの国連大使も、この会合で、「イギリス政府は、エルサレムをイスラエルの首都に認定したアメリカの決定に反対する」と強調しました。
スウェーデンの国連大使は、「トランプ大統領の決定に法的な根拠はなく、それは破棄されるべきだ」と語りました。
パレスチナの国連大使も、アメリカの決定は挑発的で、国際法規に違反しているとしました。
国連安保理の会合の後、パレスチナ自治政府のアッバス議長は、パレスチナの国連での正式承認に向けた努力を再開すると約束しました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスは、18日夜、声明の中で、今回のアメリカの行動は、国際機関に対するアメリカの覇権主義の一例だとしました。
イギリスのメイ首相とコービン労働党党首は、トランプ大統領の決定に反対し、それを非難しました。
地域や世界の大規模な反対にも拘わらず、トランプ大統領は今月6日、アメリカ政府はベイトルモガッダスをシオニスト政権の首都に認定すると発表しました。
また、アメリカ大使館をテルアビブからベイトルモガッダスに移転するとしました。
ベイトルモガッダスは、1967年からイスラエルに占領されています。
ベイトルモガッダスには、イスラム教徒の最初の礼拝の方向・キブラであったアクサーモスクがあり、イスラムの3台聖地の一つと見なされ、イスラム教徒にとって特別な地位を有しています。