イラン、ロシア、トルコの外相、アスタナ会合で最終声明
3月 16, 2018 18:40 Asia/Tokyo
イラン、ロシア、トルコのシリアの停戦を保障する3カ国の外務大臣が、16日金曜、カザフスタンのアスタナで行われた会合の最終声明で、シリア危機の解決に向けた努力を続けることを強調しました。
イルナー通信によりますと、イランのザリーフ外相、ロシアのラブロフ外相、トルコのチャブシオール外相は、この声明の中で、シリア問題に関わるすべてのグループの効果的な協力の継続を求めました。
3カ国の外相はこの声明で、緩衝地帯に関する合意内容の実施、ISISやヌスラ戦線といったすべてのテロ組織の根絶と、他の地域や国へのテロ組織の移動の阻止に向けた協力の継続を強調しました。
さらに、紛争地域への人道支援の早急な移送と停戦違反の回避を求めました。
また、4月に次期3者協議を開催することで合意しました。
アスタナ協議は、イランのイニシアチブにより、ロシアとトルコの協力を得て、シリアに和平を確立する目的で2017年1月から始まりました。
この協議の結果、シリアに緩衝地帯が設置されました。
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