サウジアラビア皇太子のワシントン訪問
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サウジアラビアのムハンマド皇太子がワシントンを訪問し、アメリカの政府高官と会談しています。この訪問のキーワードは、兵器の売却です。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
3月 22, 2018 13:59 Asia/Tokyo
  • サウジアラビア皇太子のワシントン訪問

サウジアラビアのムハンマド皇太子がワシントンを訪問し、アメリカの政府高官と会談しています。この訪問のキーワードは、兵器の売却です。

在アメリカ・サウジアラビア大使館は、声明の中で、「この数日のムハンマド皇太子とアメリカ政府高官の会談では、パートナー国と直接関係を確立することの重要性が強調された」と発表しました。この声明によれば、ムハンマド皇太子は、アメリカ議会の議員らと、「アメリカにとっての脅威やテロ、過激派との戦いに向けた共通の努力」について話し合いを行いました。ムハンマド皇太子は、22日木曜にも、ペンス副大統領との夕食会に出席することになっています。

トランプ大統領は、ムハンマド皇太子との会談で、サウジアラビアに売却した軍備を記者団に示しました。トランプ大統領は、これらの兵器のリストに触れ、これらの軍備の売却によって生まれる雇用件数を挙げると共に、ムハンマド皇太子に、アメリカから兵器を購入することによってサウジアラビアの富を分配するよう求めました。トランプ大統領は、「サウジアラビアは富裕な国であり、その富の一部を、軍備の購入によってアメリカに与えようとしている」と語りました。

サウジアラビアはまた、少なくとも2019年から、国営石油会社サウジアラムコの株式の5%を放出し、1000億ドルを調達しようとしています。

アラビア語の新聞、ライアルヨウムのアトワン編集長は次のように記しています。

アナ2

「トランプ大統領は以前にも、サウジアラビアによるリヤド訪問の招待に応じる条件として、1000億ドル分のサウジアラビアによるアメリカへの投資と兵器の購入を挙げていた。トランプ大統領は、サウジアラビアがこの条件を受け入れたとき、リヤドを訪問すると語っていた」

トランプ大統領は、就任後初めての訪問先にサウジアラビアを選びました。この訪問では、サウジアラビアとの間で、1100億ドルの兵器協定が調印されました。

アメリカにとって、豊かなアラブ諸国から搾り取ることは、人権や民主主義よりも優先されます。トランプ大統領はこのような考え方により、サウジアラビアの人権や民主主義の問題を完全に黙認しています。

国際人権団体アムネスティインターナショナルは、報告の中で、「サウジアラビアでは、改革や近代化が謳われているが、この国の現実は、あらゆる反対の声が消されるということだ」としました。アムネスティのニーナ・ウォレス氏は次のように語っています。

アナ2

「フィールド調査により、イエメンの人々の殺害にアメリカ、イギリス、フランス製の武器が使用されていることが確認された。このような明らかな戦争犯罪に対し、国際社会はしかるべき対応を取っておらず、それに関わる人々も処罰されていない」

サウジアラビアは、オイルマネーによって、しばらくの間はムハンマド皇太子の悪しき目的を推進できるかもしれません。しかし、それが永遠に続くことはないのです。