イラン最高指導者顧問、「イランはシリアの領土保全を全力で支持」
4月 10, 2018 17:34 Asia/Tokyo
イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、「イランは、シリアの国家主権と領土保全を、全力をあげて支持する」と強調しました。
パレスチナに関する国際会議に出席するため、シリア・ダマスカスを訪問中のヴェラーヤティ顧問は、9日月曜夜、IRIB通信記者のインタビューに対し、シリア・ホムス州の空港でのシリア軍に対するシオニスト政権イスラエル軍の犯罪行為に触れ、この犯罪行為がこのまま放置されることはない、と述べました。
9日月曜未明、シリア・ホムス州の軍用飛行場がミサイル攻撃を受け、多数の死傷者が出ました。
シオニスト政権のリーベルマン戦争大臣は、このミサイル攻撃にイスラエル政府がかかわったことを認めています。
ヴェラーヤティ顧問はまた、「イランの軍事顧問は、これまでどおりシリアの政府と国民に寄り添い、特にシオニスト政権をはじめとするイスラム共同体の敵に抵抗している」としました。
さらに、「シリア・ダマスカスの東グータ地区で、シリア軍とその同盟国が最近収めた勝利は、きわめて重要なものであり、このことにより敵は憤慨し、いらだっている」と語っています。
また、「アメリカやシオニスト政権といった敵は、このような苛立ちにより、東グータ地区のドゥーマでシリア政府が化学兵器を使用したなどという、偽りの主張を行っている」と述べました。
ヴェラーヤティ顧問はさらに、「敵は、過去7年の間にシリアで勝利を収められず、今後もシリアや地域で自らの悪しき目的を達成できないであろうことを悟るべきだ」としています。
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