イランが、アメリカの対シリア攻撃を非難
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アメリカの対シリア攻撃
イラン外務省が、シリアに対するアメリカとその同盟国の軍事攻撃を非難するとともに、この攻撃が地域や地域外に与える悪影響について警告しました。
アメリカのトランプ大統領は13日金曜、シリア政府が同国の首都ダマスカス郊外の東グータ地区にある町ドゥーマで化学兵器を使用したとして非難し、国連安保理の承認なしにシリアへの軍事攻撃を命じました。
今回の攻撃には、イギリスとフランスも参加しています。
イラン外務省は、「イランは、宗教法や憲法、倫理に基づき、化学兵器の使用に反対であり、同時に独立国への侵略を目的とした口実探しを容認せず、これを強く非難する」と表明しています。
また、「シリアへの軍事侵攻は、国際法への歴然とした違反であり、また同国の領土保全や国家主権を無視した行為である」としました。
さらに、「アメリカとその同盟国は、確固たる証拠を掴むことなく、化学兵器禁止機関の最終的な見解を仰がないまま、シリア攻撃に踏み切った。これは、自らを国際的な裁判所や警察と見なしたことによる行為であり、これゆえにこうした挑発行為の結果やその悪影響の責任は、彼らにあり、彼ら自身がその責任を問われることになる」としています。
イラン外務省はまた、「アメリカが、シリアへの軍事攻撃に踏み切った一方で、アメリカ政府は数日前にパレスチナ・ガザ地区での犯罪を理由とした、シオニスト政権イスラエルへの非難を妨害し、またもや国際社会に対し、自らによるこれまで以上にダブルスタンダードで一方に偏った政策を露呈した」としました。
この声明ではさらに、「このような一方的な行動は、国連に加盟する一独立国の国家主権や領土保全を侵害するものであり、間違いなく世界の平和と安全の基盤を揺るがし、地域での情勢不安をあおり、テロや過激派の活動を助長するものとなるだろう。これゆえ、国際機関や世界の独立諸国は、これを強く非難するとともに、国際的な秩序を乱すこうした行動に対して、自らの歴史的な託宣に基づいて行動すべきだ」とされています。