イラン国家安全保障関係者、「イランとロシアは、シリアのテロ消滅に決定的な役割」
(last modified Wed, 25 Apr 2018 08:50:56 GMT )
4月 25, 2018 17:50 Asia/Tokyo
  • イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記とパトルシェフ安全保障会議書記
    イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記とパトルシェフ安全保障会議書記

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、ロシアのソチで、パトルシェフ安全保障会議書記と会談し、「イランとロシアは、シリアのテロの脅威を消し去るために、決定的な役割を果たしている」と強調しました。

イルナー通信によりますと、シャムハーニー書記は、24日火曜、一部の国の違法なシリア軍事駐留に触れ、「これらの国は、実際、タクフィール主義のテロリストの強化に向かって進んでいる」と語りました。

アメリカとその同盟国は、テロとの戦いを口実に、シリアに違法に駐留しています。

アメリカのトランプ大統領は、就任直後、アメリカが、シリアやイラクにISISなどのテロ組織が生まれる原因となったことを認めました。

パトルシェフ書記もこの会談で、テロとの戦いにおけるイランとロシアの効果的かつ緊密な協力は、成功例として、中央アジア諸国の政治、安全保障協力に適用することができるとし、「一部の国は、イランとロシアの協力の成功を好ましく思わず、この協力にダメージを与えようとしている」と述べました。

シリア危機は、地域のバランスをシオニスト政権イスラエルの有利に変えるため、サウジアラビア、アメリカ、その同盟国の支援を受けたテロ組織の大規模な攻撃により、2011年から始まりました。

これを受け、シリアは、イランとロシアに対し、シリアのテロとの戦いを支援するよう要請しました。