バーレーンのシーア派に対する弾圧への懸念が高まる
7月 08, 2018 19:37 Asia/Tokyo
アメリカの民間団体が、バーレーンの政府関係者に対して、バーレーンの集団、特に多数派のシーア派の人々に対する差別をやめるよう求めました。
マナーマ・ポストのインターネットサイトによりますと、アメリカの民主主義と人権に関する民間団体は、「バーレーンの政府関係者は多数派であるシーア派の人々に対する差別を続けており、政治・宗教的な要人に嫌疑をかけて逮捕しているが、これは偽りのものである」としました。
また、バーレーンの治安当局は、2014年12月、政治的な発言により、野党ウェファク党の事務局長であるアリー・サルマーン師を逮捕し、禁固4年の判決を下したとしました。
さらに、ウェファク党を解体するバーレーン政府の決定に触れ、「ウェファク党とサルマーン師に対する嫌疑は、偽りのものだ」と語りました。
この組織はまた、2016年6月にシーア派の指導者イーサー・ガーセム師が標的にされたことに触れ、法的な措置がまったく取られない中で、市民権が剥奪され、裁判にかけられたとしました。
バーレーン政府は、ガーセム師の家を封鎖し、人々がこの地域で金曜礼拝を行うことも禁止しました。
バーレーンは2011年2月14日から、ハリーファ政権に反対する運動が行われています。