祖国帰還の権利を求めるデモのパレスチナ人障害者の写真、バイユー戦争報道特派員賞を受賞
10月 16, 2018 19:54 Asia/Tokyo
パレスチナの祖国帰還の権利を求めるデモに参加したパレスチナ人障害者の写真が、フランスのバイユー戦争報道特派員賞を受賞しました。
バイユー戦争報道特派員賞は、毎年、世界各地の紛争地で優れた報道を行ったジャーナリストに送られます。
ゴッツ通信によりますと、この写真は、5月11日の祖国帰還の権利を求めるデモの中で、パレスチナ人のジャーナリスト、マフムード・ハムス氏がパレスチナ人の29歳の障害者を撮影したものです。
フランスの関係者は、ガザ地区の衝突に触れ、「この写真は、非常に危険で困難な状況の中で撮影された。カメラマンが、何の助けも保証されていない場所で実際に撮影したもので、非常に価値がある」と述べました。
パレスチナ人の祖国帰還の権利を求めるデモは、シオニスト政権の占領を終わらせ、ガザ地区の封鎖を破る目的で、3月31日から始まりました。
このデモに対するシオニスト政権軍の銃撃により、これまでにパレスチナ人およそ200人が殉教、2万1000人以上が負傷しました。
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