イラン外相、「いかなる圧制者も正義追求の動きを停止できず」
-
イマーム・ホサイン聖廟
イランのザリーフ外相が、シーア派の追悼行事アルバインに際し、ツイッター上で「いかなる圧制者も、正義追求の動きを止めることはできない」と語りました。
30日火曜は、イスラム暦1440年サファル月20日に当たり、イマーム・ホサインとその教友たちの殉教から40日目のアルバインの日です。
イランをはじめとする世界各地からの数百万人もの巡礼者はこの日、アルバインの追悼行事に参加するため、カルバラーに続々と到着しています。
イマーム・ホサインと彼に忠誠を誓った教友らは、西暦680年に当たるイスラム暦61年、カルバラの地で当時のウマイヤ朝の暴君ヤズィード側の軍勢との戦いの中で殉教しました。

ザリーフ外相はツイッターのメッセージにおいて、「世界各地からカルバラに集合した1700万人もの巡礼者が発するメッセージは、いかなる圧制者も正義を追求する行動を停止させられないというものだ」と述べました。
また、「今から1400年も前に、一人の暴君がイマーム・ホサインの抵抗運動は消滅したと思い込んだ。また現代ではイラクのかつての圧制者やサッダーム・フセイン、テロ組織ISISやアルカイダなどもこの抵抗運動を停止させることができると思い込んでいた。だが現在、カルバラの地に集合している、イラン人200万人を含めた世界各地からの1700万人の巡礼者は、いかなる専制君主といえど、正義のために戦う戦士らを滅亡させることなどできないというメッセージを発信している」と述べました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj