ユニセフ、「中東で100万人以上の子どもの生命が危険に遭遇」
11月 29, 2018 17:51 Asia/Tokyo
ユニセフ・国連児童基金が、「寒さの厳しい時期の到来により、中東で100万人以上の子どもの生命が、戦争や紛争のためさらに大きな危険に晒されている」と表明しました。
フランス通信によりますと、ユニセフ(国連児童基金)の中東・北アフリカ地域事務所代表Riet Kalpar氏は、「戦争や紛争の長期化、難民化や他の地域への移民、貧困や失業により、中東地域における各家庭の資金源がほぼ底をついている」と語っています。
同代表はまた、「ユニセフは、危険に瀕している子どもたちへの陣頭支援、特に衣服の確保において、必要とする資金全体の3分の2にあたる3300万ドルの資金不足を抱えている」と述べました。
さらに、「降雨や寒さは、特に大人数が最低限の支援しか受けられない難民キャンプの子どもたちにとって、極めて厳しい状況を生み出している」としています。
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