イスラエルが、サウジ人記者殺害に関してサウジと協力
12月 03, 2018 19:39 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルのある諜報企業が、サウジ人反体制派記者ジャマル・カショギ氏の通話記録を追跡するなどして、同氏殺害に協力していたことが明らかになりました。
アメリカの新聞ニューヨークタイムズによりますと、サウジアラビアの反体制派活動家Omar Abdulaziz氏は、「イスラエル系のソフトウェア・サイバー監視企業NSOが、カショギ氏の携帯電話での通話を傍受し、同氏殺害に関してサウジ政府を支援していた」と語りました。
この報道ではまた、カナダ・トロント在住のAbdulaziz氏が裁判所にNSOを相手とする訴訟を起こしたとされています。
さらに、「こうした事実の発覚により、サウジアラビアがイスラエルと広範な関係を持っていることがより明らかになった」と伝えています。
ジャマル・カショギ氏は今年10月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に入ったまま行方不明となりました。
その後、複数のニュース報道源が、「カショギ氏は、サウジアラビアのムハンマド皇太子の直接の命令により、総領事館内で殺害された」と報じています。
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