イランとロシアが、シリア北部への同国政府軍の到着を歓迎する声明
イランとロシアが、シリア北部の都市マンビジへの同国軍の到着を歓迎しました。
シリア政府軍は28日金曜、声明を発表し、同軍がシリア北部アレッポ州のマンビジに入り、この町にシリア国旗が翻ったとしました。
シリア軍はまた、「マンビジの住民をはじめ、すべてのシリア市民の安全を保障する」と表明しました。
クルド民主統一党(PYD)の武装軍であるクルド人民防衛隊はこれに先立ち、シリア政府に対しマンビジを管轄し、トルコの脅威から彼らを防衛するよう求めていました。
トルコは数日前、「近く、シリアのクルド人民防衛隊とPKK・クルド労働者党の部隊に対する、新たな作戦を開始するだろう」と表明していました。
トルコは、これまでに数回にわたりシリア領を攻撃しています。
国際機関や、中立的な国々の政府の多くは、シリアにおけるトルコの軍事駐留を非難し、シリアでのトルコの軍事作戦の停止を求めてきました。
イラン外務省のガーセミー報道官は28日金曜、「シリア政府軍のマンビジ入りとこの町にシリア国旗が掲揚されたことを歓迎する」としました。
ロシアのペスコフ大統領府報道官も28日夜、「シリア軍のマンビジ入りは同国における平和と安定の確立に向けた前向きな一歩だ」としました。
シリアの東部と北東部の人々は、シリア軍のマンビジ入りに心からの喜びを表明しています。
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