視点;イスラエルの対シリア・ミサイル攻撃
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シオニスト政権イスラエル軍が2日日曜未明、2回にわたりシリアの首都ダマスカス近郊、および同国南部クネイトラ州の東部近郊を攻撃しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
6月 02, 2019 14:05 Asia/Tokyo
  • イスラエルによるシリアへのミサイル攻撃
    イスラエルによるシリアへのミサイル攻撃

シオニスト政権イスラエル軍が2日日曜未明、2回にわたりシリアの首都ダマスカス近郊、および同国南部クネイトラ州の東部近郊を攻撃しました。

2日未明、イスラエルが占領するゴラン高原から、ミサイル数発がダマスカス南部近郊に向かって発射されましたが、これらはシリアの対空防衛部隊により追跡され、破壊されました。

イスラエル軍の戦闘機は続いて、シリア・クネイトラ州東部近郊を攻撃し、これによりシリア兵3名が死亡、ほか7名の兵士が負傷しています。

イスラエルは常に、テロリストへの後方支援を目的に、シリアのインフラや軍事基地を標的に攻撃しています。

 

視点;

イスラエルによる対シリア攻撃の新ラウンド開始の最も重要な理由は、占領地内におけるシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相の状況に関係しています。ネタニヤフ首相は現在、イスラエルにおいて最悪の政治的状況に置かれています。

1.ネタニヤフ首相は、今年4月9日に実施された早期議会選挙から42日が経過したにもかかわらず、今なお新内閣を組閣できていません。ネタニヤフ首相はこの失敗により辞任の一歩手前にあります。イスラエル政府のトップは、組閣に当たってほかの人物を指名することも可能でした。このため、イスラエル議会の議員らは、議会の解散に賛成票を投じ、今年9月の新たな選挙の実施を求めるとともに、そのときまでは少なくともネタニヤフ首相の留任を望んでいます。イスラエルの新聞ハアレツは、ネタニヤフ首相が新内閣を組閣できないでいることに注目し、「ネタニヤフ政権時代は終了しており、彼自身もそれに向けたカウントダウンが始まっていることを知っている」と報じました。

2.ネタニヤフ首相は、4つの汚職事件に巻き込まれており、彼のライバルは改めて、これらの不祥事に集中しています。

3.

ネタニヤフ首相が、移民らに与えた約束を実効的なかったことを受け、占領地からの移民の逆流出も加速化しています。この数週間には、インフレや物価高を不服とする市民の抗議デモが激しくなる一方で、ネタニヤフ政権の政策は、学識あるエリートや移民の国外流出に追い討ちをかけています。

このため、ネタニヤフ首相はシリアへの攻撃を再び繰り返し、世論の視線をイスラエル内の問題から外させようとしているのです。

 

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