レバノンシーア派組織、「対イラン戦争は全て、イスラエルの終焉を意味する」
9月 10, 2019 19:10 Asia/Tokyo
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									ナスロッラー事務局長  
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、「イランに対する戦争は全て、シオニスト政権イスラエルの終焉を意味することになるだろう」と語りました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、ナスロッラー事務局長は10日火曜、シーア派最大の追悼行事が行われる、イスラム暦モハッラム月10日(アーシュラー)にちなんで演説し、「抵抗グループは、パレスチナやイエメンの人々とともにある」とし、「イエメン南部で起こっている出来事は、サウジアラビアとUAEアラブ首長国連邦が、イエメンの持つ富や資源を求めているに過ぎず、この戦争がサウジとUAEの敗北以外の何の結果にも至らないことを示した」と述べています。
また、「イランとシリアに対するアメリカの制裁は圧政的なものだ」とし、「アメリカ政府は、パレスチナとレバノンでイスラエルが敗北し、さらには自らがレバノン、シリアやイラクにてタクフィール派テロ組織を通じて開始した戦争で敗北した後、今度は金銭面での圧力行使を展開している」としました。
さらに、ヒズボッラーがイスラエルとの停戦合意である決議1701を遵守している事を強調し、「抵抗グループやレバノンは、自らを防衛する権利があり、再びレバノンが侵略されれば、抵抗軍はそれに応じて適切な形で報復に出るだろう」と語っています。
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