レバノンの大学生らが「世紀の取引」に抗議
2月 09, 2020 19:31 Asia/Tokyo
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レバノンでのデモ抗議
レバノンの大学生らが、「世紀の取引」案を非難して抗議集会を行いました。
レバノンのニュースサイト・アルアヘドによりますと、レバノンの大学生らは8日土曜午後、同国東部ベッカー県のバールベックに集まり、アメリカとシオニスト政権イスラエルによる「世紀の取引」案に抗議して、反米・反イスラエルのスローガンを唱えました。
レバノンの人々は、親イスラエルに偏向した「世紀の取引」案に抗議して、ベイルートにあるアメリカ大使館前やその他の様々な場所において、何度もデモを行っています。
米トランプ大統領は先月28日、ホワイトハウスでシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相と並んで、一方的な「世紀の取引」案を公表しました。
同案には主な内容として、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム全域をシオニスト政権イスラエルの首都として承認すること、ヨルダン川西岸の30パーセントにあたる土地をイスラエルに委譲すること、他国に移住したパレスチナ難民が祖国に帰還する権利を剥奪すること、パレスチナ人の完全武装解除などが盛り込まれています。
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