ユニセフ、「500万人のイエメン人の子どもの生命が危険に直面」
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ユニセフ国連児童基金は、「イエメンでは、コロナ禍の最中で豪雨に見舞われていることから、500万人以上の子どもたちがコレラと急性の下痢の脅威にさらされている」と発表しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
4月 30, 2020 15:03 Asia/Tokyo
  • イエメン人の子ども
    イエメン人の子ども

ユニセフ国連児童基金は、「イエメンでは、コロナ禍の最中で豪雨に見舞われていることから、500万人以上の子どもたちがコレラと急性の下痢の脅威にさらされている」と発表しました。

ユニセフの公式ウェブサイトは29日水曜、「イエメンでは4月中旬からの豪雨により、5歳未満の子どもたち500万人以上が、コレラと急性水溶性下痢症(AWD)の深刻な脅威にさらされている」と報じました。

ユニセフはさらに、「今年1月以来、イエメンにある331の地域のうち290の地域で、11万件を超えるコレラの症例が報告されており、これらの症例の4分の1は、5歳未満の子どもたちである」としています。

イエメンでは、コレラやAWDのリスクが高い一方で、これまでに報告されているのは1例のみとは言え、新型コロナウイルスへの感染のリスクもあります。しかもそれが大流行するリスクは非常に高くなっています。

赤十字国際委員会もツイッターで、「国際社会が新型コロナウイルスの流行の対処に取り組んでいるのと時を同じくして、1700万人のイエメン人は安全な飲料水にアクセスできない」とし、「イエメンの人口2900万人のうち、1700万人以上が敷設された水道や清潔な飲料水が利用できない」と付け加えました。

OCHA国連人道問題調整事務所も28日火曜日、新型コロナウイルスがイエメン当局に確認されないまま同国内に広まっている可能性があると警告しています。

 

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