国連報告者、「サウジ皇太子がカショギ氏暗殺の責任者」
May 23, 2020 17:14 Asia/Tokyo
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サウジ皇太子とカショギ氏
国連特別報告者のアグネス・カラマード氏が、サウジ人記者カショギ氏暗殺事件について、サウジ皇太子が責任的役割を果したとして、「サウジアラビアは人権侵害により処罰されるべきだ」と語りました。

IRIB通信によりますと、カラマード氏は、カショギ氏暗殺がサウジによる国家的犯罪であったと指摘し、「サウジ当局は暗殺実行者らを救うため、カショギ氏の遺族に圧力をかけようとしている」と続けました。
サウジ政権を批判していた同国の記者カショギ氏は、2018年10月2日にトルコ・イスタンブールにあるサウジ総領事館を訪れた際、館内で残酷な方法で殺害され、遺体はその後処分されたと見られています。
サウジ政府は、この事件発生から18日間沈黙を決め込み、トルコ政府や米CIA中央情報局の報告によりこの暗殺がサウジのムハンマド皇太子の直接の指示により行われたことが確認されるまで、事実関係を否定していました。
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