国際司法裁サウジ代表:「ガザは数千人もの無辜の民の墓場に」
4月 30, 2025 16:27 Asia/Tokyo
-
国際司法裁サウジ代表:「ガザは数千人もの無辜の民の墓場に」
オランダ・ハーグにあるICJ国際司法裁判所のサウジアラビア代表が、パレスチナ・ガザ地区におけるシオニスト政権イスラエルの犯罪に言及し、「今やガザは数千人もの無辜の民の墓場と化しており、イスラエル政権は裁判所の暫定措置を無視している」と語りました。
ICJサウジ代表のズィアド・ビン・マアシ・アル・アティヤ(Ziad bin Maashi Al-Atiyah)氏は29日火曜、「イスラエルは自らをあらゆる法律より上の存在とみなし、ガザ戦争を中止せよという裁判所の勧告的判決に従わない。また、ガザ民間人に対して正当な理由なく犯罪をはたらき、同地区を包囲している」と述べています。
さらに、「イスラエルは、ガザ地区に関してICJが命じた暫定措置を無視し、AI人工知能を使ってガザ民間人を殺害、殉教させた。この占領政権はガザとヨルダン川西岸地区における人道支援組織、特にUNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関の活動を円滑化すべきである。占領政権イスラエルは、パレスチナ人の基本的なニーズの確保を義務付けた国際法を遵守しなければならない」としました。
また、「イスラエルは、保健衛生や教育を含むパレスチナ人の基本的権利を守るべきだ。我々は、パレスチナ被占領地の人道支援機関や組織の職員に特権・免除が付与され、イスラエルの侵略から守られるよう要求する」と語っています。
イスラエル政権によるUNRWAの活動妨害に関するICJの審理は今月28日に始まり、来月2日まで続く予定です。国連はこれに先立ち、UNRWAの活動に対するイスラエルの禁止行為について勧告的意見を出すようICJに要請していました。
タグ