イラン外務次官:「人権主張者こそイラン国民の権利の主な侵害者」
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国連人権理事会のイラン代表を務める同国のガリーブアーバーディ国際法務担当外務次官が、「人権擁護を主張してやまない輩こそが、制裁行使や戦争への支持、そして侵略への非難を回避することでイラン国民の権利を侵害する主犯者である」と強調しました。
(last modified 2026-02-24T03:46:57+00:00 )
2月 24, 2026 12:41 Asia/Tokyo
  • イランのガリーブアーバーディ国際法務担当外務次官
    イランのガリーブアーバーディ国際法務担当外務次官

国連人権理事会のイラン代表を務める同国のガリーブアーバーディ国際法務担当外務次官が、「人権擁護を主張してやまない輩こそが、制裁行使や戦争への支持、そして侵略への非難を回避することでイラン国民の権利を侵害する主犯者である」と強調しました。

【ParsTodayイラン国際】イラン・イスラム共和国外務省のカーゼム・ガリーブアーバーディ(ガリババディ)法務・国際問題担当次官は23日月曜、スイス・ジュネーブの国連人権理事会高官会議において、一部の西側諸国政府の姿勢を批判し、「人権の旗手を自称する輩こそが、偉大なるイラン国民の権利の主な侵害者である」と述べています。

また「イランこそ『人権分野において説明責任を果たす責任者の国』である」と強調し、「1979年のイスラム革命は独裁政権からの解放と民主主義の確立を目指す運動であった」と付け加えました。

さらに、1980年代にイランに対して仕掛けられた戦争において米英仏が当時のサッダーム・イラク政権を支援したことに言及し、「こうした支援の結果、83万人以上のイラン人が殉教し、負傷した。しかも、そのうち11万7000人は化学兵器の犠牲者となった」と語りました。

さらに、一部の西側諸国に匿われていたとする集団が2万5000人以上のイラン国民を暗殺したことにも言及し、一方的な制裁を「広範な生存権の侵害かつ、人道に対する罪」の一例だとしています。

 

イランとガザに対するダブルスタンダードへの批判

加えてガリーブアーバーディ外務次官は、昨年6月に発生したシオニスト政権イスラエルと米国による対イラン12日間戦争に言及し、「1060人以上が殉教し、約6000人が負傷したにもかかわらず、人権擁護団体は侵略を非難するどころか、侵略者を支持した」と述べました。

そして、ガザにおけるイスラエルの犯罪についても、「24万4000人以上が殉教、負傷したにもかかわらず、国際機関における妨害行為は相変わらず続いている」と語っています。また人権メカニズムが政治化されていることを批判し、「人権理事会は、人権を偽って主張する輩の手先に成り下がっている」と付け加えました。

続けて、イランの文明的背景および、キュロス円筒人権憲章(紀元前539年にアケメネス朝を築いたキュロス大王がバビロン占領後に残した、奴隷解放、信仰の自由、人種平等を宣言した粘土製の円筒で、世界初の人権憲章)に言及し、「イランには、西洋の偽文明が出現する以前からすでに人権の伝統を有していた」と強調しています。

最後にガリーブアーバーディ外務次官は、イランとしていかなる軍事的・政治的脅威に対しても「断固たる態度」を取ると警告し、「これまで、イランに対する数多の制裁と戦争が試みられたが、何の成果も得られなかった。今こそ外交と敬意をもって行動する時である」と結びました。

 


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