国際人権NGOがイギリスのサウジアラビアへの武器輸出の再開に反対
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イギリスのサウジアラビアへの武器輸出
国際人権NGOのアムネスティ・インターナショナルは、英国からのサウジアラビアへの武器販売の再開を批判し、同国の武器販売監視システムの改革を求めました。
カタールのアルジャジーラ・ニュースチャンネルによりますと、アムネスティ・インターナショナルは、サウジアラビアへの武器販売の再開に関する英国のリズ・トラス国際貿易相の発表を受けて、サウジアラビアへの武器輸出の禁止を求めました。
トラス大臣は、8日火曜、英国下院で、サウジアラビアへの軍事兵器の販売が危険をもたらすことはなく、深刻な人権侵害の際にそれらが使用される可能性はない、と調査に基づく主張を行いました。
人権活動家たちは、サウジアラビアに武器を販売するというイギリス政府の決定を恥ずべき措置、としています。
英国はイエメン戦争の開始以来、サウジアラビアに約50億ポンドに相当する武器の販売を許可し、サウジ軍の訓練にも重要な役割を果たしてきました。
南アフリカのオンライン紙デイリー・マヴェリックは最近、イギリス海軍がイエメンの港湾の包囲に必要な訓練をサウジ主導アラブ連合軍に行うことで同国を支援していたことを暴露しました。
サウジアラビアは、米国、アラブ首長国連邦、および他の数か国の支援を受けて、2015年3月からイエメンに対する軍事侵略を開始しています。
好戦的サウジアラビアとその同盟国は、イエメンでこれまでに数万人を殺害し、数百万人のイエメン国民を難民とさせています。
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