イラン第1副大統領とロシア首相が会談;両国の関係強化に向け重要な一歩に
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イランのモハンマド・レザー・アーレフ第1副大統領(右)とロシアのミハイル・ミシュスチン首相
アーレフ・イラン第1副大統領がロシア・モスクワを訪問して同国のミシュスチン首相と会談し、両国間協力の発展について協議しました。
政治専門家らは今回の会談を、強固で恒常的に発展するイラン・ロシア関係の明確な兆候だと見ており、この関係は政治的意思、戦略文書、多国間協力によって今なお深化・拡大の途上にあります。
【ParsTodayイラン国際】モハンマド・レザー・アーレフ第1副大統領は、SCO上海協力機構第24回首相級会合に出席するためモスクワを訪問中の17日月曜、ロシアのミハイル・ミシュスチン首相と会談しました。この会談でアーレフ副大統領は、国際フォーラムにおけるロシアの対イラン支援に謝意を示す一方で、BRICS新興経済国グループ、SCO、EAEUユーラシア経済連合といった地域組織の枠組みでの協力の可能性を指摘し、「これらの組織を交流拡大のための適切なプラットフォームであると考えている」と語っています。
両者はまた、包括的関係を発展させていくというイランとロシアの政治的意思を強調しました。今回の協議の重要な軸の1つは、イラン・ロシア包括的戦略条約の実施でした。この文書は、両国の関係を戦略的かつ持続可能なレベルに引き上げるためのロードマップとみなされています。
またこの会談では、イラン・EAEU間の自由貿易協定の見直しやサイバー諜報分野での安全保障協力についても議論され、双方は協定の実施の加速および、既存の障害の解消が必要だとの考えで一致しています。
一方のミシュスチン首相も、9500人以上のイラン人留学生がロシアで学んでいることに触れ、物資輸送の発展のための戦略的なルートとして南北回廊に言及するとともに、学術・文化協力の強化を呼びかけました。

