サウジ元情報機関高官の息子 「ムハンマド皇太子は私のきょうだいを人質にとった」
(last modified Wed, 12 Aug 2020 09:48:13 GMT )
8月 12, 2020 18:48 Asia/Tokyo
  • サアド・アルジャブリ氏(左名)とムハンマド皇太子(右名)
    サアド・アルジャブリ氏(左名)とムハンマド皇太子(右名)

サウジアラビア元情報機関高官のサアド・アルジャブリ(Saad Aljabri)氏の息子が、「ムハンマド皇太子は、父に帰国を迫るため、私の兄弟姉妹を人質にとった」と語りました。

サアド・アルジャブリ氏の息子ハーリド氏は、「自分の兄弟姉妹は何ら犯罪を起こしておらず、サウジ当局に殺されたのでなければ、違法かつ倫理に反した形で国内の刑務所に拘留されていることは間違いない」と述べました。

これに先立ち、同国のある責任者が、「ハーリド氏の兄弟姉妹は刑務所に収監され、厳しい監視下に置かれている」と話していました。

一方、かつてナーイフ皇太子の側近だったサアド・アルジャブリ氏は、ムハンマド皇太子とほか24名の責任者に対する訴状の中で、「ムハンマド皇太子は、私を暗殺するため2018年10月、カナダに暗殺部隊を派遣した」と述べています。

アルジャブリ氏は、サウジがイエメン戦争に軍事介入することに反対していた人物で、「サウジは、イエメン戦争からの離脱戦略を有していない」との見方を示していました。

 

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