2000年の聖地奪還運動開始から現在までに、パレスチナ人12万人が拘束
9月 29, 2020 04:04 Asia/Tokyo
パレスチナ人捕虜・元捕虜特別委員会のアブドルナシル・ファルワネ研究部長が、西暦2000年9月28日の第2次インティファーダ(パレスチナ人によるシオニストからの聖地奪回運動)の開始以来、現在までに子ども1万8000人を含むパレスチナ人12万人が逮捕、拘束されていることを明らかにしました。
パレスチナ・サファー通信によりますと、ファルワネ研究部長は28日月曜、「西暦2000年から現在までに拘束された人々の内訳は、パレスチナ人の子ども1万8000人、数十人のパレスチナ立法議会のメンバーや元閣僚、数百人のジャーナリストや大学関係者、政界の関係者などである」と述べています。
また、「西暦2000年から現在までに、パレスチナ人捕虜102人が殉教しており、さらに2000人のパレスチナ人女性も逮捕、拘束されている」としました。
さらに、「第2次インティファーダから現在までに、シオニスト政権イスラエルはおよそ2000人の逮捕命令を出しており、またおよそ290人のパレスチナ人をヨルダン川西岸や聖地ベイトルモガッダス・エルサレムからガザ地区に追放した」と語っています。
そして、「現在、イスラエルの刑務所には4500人のパレスチナ人が収監されており、そのうち40人が女性で140人は子どもとなっており、ほか340人は一時的な収監者である」と述べました。
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